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多価不飽和脂肪酸の酸化によってつくられる炭素数20の化合物の総称。*1
オータコイドに分類される生理活性物質のひとつ。
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分子構造に2個以上の不飽和結合(二重結合)を含む脂肪酸。PUFAとも。多価不飽和脂肪酸のうち、リノール酸とα-リノレン酸は体内で合成できないため必須脂肪酸である。-リノール酸(二価、必須)-α-リノレン酸(三価、必須)-γ-リノレン酸(三価)-ジホモ-γ-リノレン酸(三価)-アラキドン酸(四価)-エイコサペンタエン酸(EPA)(五価)-ドコサヘキサエン酸(DHA)(六価)リン脂質と結合した状態のDHAやEPAは吸収率が高いことが報告されている。これはホタテガイなどに含まれるこ…
アラキドン酸の代謝産物である脂質メディエーター。白血球(leukocyte)から生成される三つの二重結合(triene)をもつ物質であることからその名が付けられた。nMという低濃度で作用する。リポキシゲナーゼによってその産生が触媒される。アレルゲンに刺激されることで肥満細胞や白血球などから放出される。白血球の遊走させ、血管透過性を亢進させる。また、気管支や血管を収縮させる作用を持つ。気管支喘息やアレルギー性鼻炎などを引き起こす原因にもなる。ロイコトリエン群として以下のものがあ…
プロスタグランジンの一種。プロスタグランジンI2やエポプロステノールとも呼ばれる。平滑筋の弛緩作用、細胞増殖制御能、血小板の凝集抑制作用などを持ち、肺高血圧症の治療薬として使用される。血管平滑筋の細胞膜に存在する受容体に結合することで、アデニル酸シクラーゼを活性化してcAMPを産生し、その血管平滑筋を弛緩させる。前駆体はプロスタグランジンH2。
以下のような化学反応。還元の逆反応。-酸素と結合する反応-水素を失う反応-電子を失う反応食品の劣化や生体内の物質に障害(活性酸素による酸化ストレス)を与える原因となる。食品中のタンパク質、脂質、糖質などが酸化されると、食品の劣化が起こります。それを防ぐために、真空パックや脱酸素剤封入包装、食品添加物として水溶性抗酸化物質のビタミンC、脂溶性抗酸化物質のビタミンEの添加など、様々な工夫で酸化を防いでいます。
ホルモンやサイトカイン、細胞増殖因子、神経伝達物質を除く生理活性物質の総称。ギリシャ語で「自分自身を調整する物質(self drag)」を意味する。分泌する細胞の近くにある細胞に作用する性質から局所ホルモンとも呼ばれる。オータコイド autacoid は産生部位周辺にその作用を及ぼす物質の総称で、局所ホルモンと呼ばれることもある。
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