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エクリズマブ(eculizumab)

C5モノクローナル抗体ヒト化抗体)。発作性夜間ヘモグロビン尿症の治療として開発され、2007年に欧米、2010年に日本で承認された。商品名はソリリス

補体C5に特異的に結合し、そのC5aC5bへの開裂を阻害することによって補体活性化経路を完全に阻止して膜侵襲複合体の形成を阻害し、溶血を強く抑制する。夜間発作血色素尿症非典型溶血性尿毒症症候群の治療*1

*1抗C5抗体療法 小林ひとみ 武井正美 日本大学医学部内科学系血液膠原病内科学分野: https://www.jstage.jst.go.jp/article/numa/76/1/76_28/_article/-char/ja

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このページの最終更新日時: 2020-05-07 (木) 15:38:06