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エステル結合を形成すること。
関連する用語
環内にエステル結合(-COO-)を持つ複素環式化合物の総称。環状エステルとも。鎖状分子が分子内エステル化によって環化する反応をラクトン化と呼ぶ。
酸性スフィンゴミエリナーゼが欠損する常染色体劣性遺伝疾患。リソソーム病の一種。小児早期に死亡する神経型の酸性スフィンゴミエリナーゼ欠損症。初発症状は肝脾腫で通常生後3ヶ月までに起こり、経過とともに腫大する。進行性の臓器症状や精神神経症状を来すニーマン・ピック病。コレステロールのエステル化障害と輸送障害により細胞内に遊離型コレステロールや糖脂質が蓄積する。乳児期以前に発症するほど胎児水腫や新生児遷延性黄疸、肝脾腫などの臓器障害が現れやすく致命的。幼少期以後、学童期以前に発症する…
ガラクトースの6位がカルボキシル基に置換された構造を持つウロン酸。ガラクトースの酸化によって生じるアルドン酸。ガラクチュロン酸とも。ペクチンの成分であるポリガラクツロン酸のモノマーとなる。ペクチンの基本成分はD-ガラクチュロン酸がα-1,4結合で直鎖状に結びつきポリガラクチュロン酸となる酸性多糖体で,ガラクチュロン酸残基のカルボキシ基(-COOH)は部分的にメチル基によりエステル化(-COOCH3)されている。
リポタンパク質のひとつ。高比重リポタンパク質やHDLコレステロール(HDL-CHO)とも。末梢組織で余剰となったコレステロールを肝臓へ運搬する役割を持つ。HDL機能が低下すると、動脈硬化疾患が起こりやすくなることが知られている。HDLはまず、肝臓からほとんど脂質を含まないApoA1(アポリポタンパク質A1)として分泌される(新生HDL)。その後、コレステロールを大量に含んだマクロファージからABCA1を介してコレステロールを受け取り原始HDLとなる。原始HDLはマクロファージ…
HDL上で遊離コレステロールをコレステリルエステルにエステル化するトランスフェラーゼ。レシチンコレステロールアシルトランスフェラーゼとも。酸化LDLのエピトープである酸化リン脂質の代謝にLCATが関与していることが示唆されている。
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