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グルクロン酸がカルボキシル基を介して結合するグルクロン酸抱合体のこと。*1
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官能基のひとつ。R-COOH(示性式は R-C-OH)で表される。カルボキシ基とも呼ばれる。1つのヒドロキシ基と酸素原子が二重結合した親水性の官能基。
グルクロン酸抱合によって生成される化合物。猫以外の哺乳類では最も多い代謝産物。グルクロナイドやグルクロニドとも呼ばれる。肝細胞内で生成されたグルクロン酸抱合体は、毛細胆管膜に存在するトランスポーターによって胆汁中に排泄される。
グルクロン酸と他の化合物が抱合反応によって結合すること。この反応によって結合した物質をグルクロン酸抱合体と呼ぶ。グルクロン酸抱合は、ヒドロキシ基(-OH)、カルボキシル基(-COOH)、アミノ基(-NH2)、スルフヒドリル基(-SH)などの官能基をもつ化合物が、グルクロン酸と共有結合する反応であるグルクロン酸が結合する対象となる官能基によって以下のように分類される。結合する官能基グルクロン酸抱合体の名称ヒドロキシ基エーテル型グルクロナイドカルボキシル基エステル型グルクロナイド…
ウロン酸のひとつ。グルコースの6位が酸化された有機化合物。水に溶けやすい。分子式は C7肝臓での薬物代謝(ウロン酸経路)において、薬物の水溶性を高めるためにグルクロン酸と抱合反応(グルクロン酸抱合)を起こす代謝が多い。
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