健康用語WEB事典

関連する用語

コレステロール

血清脂質のひとつ。体内で合成される固体の脂質で、ホルモンの生成や細胞膜の構成に必要。コレステロールは体内で、1日に体重1kg当たり約12mgが生成される。コレステロールの前駆体はアセチルCoAから合成されるメバロン酸。体内でのコレステロール合成量は食事として摂取されるコレステロールの量によって調整され、摂取したコレステロールの量がそのまま血液中のコレステロールに反映されるわけではない。コレステロールを多く摂取したときには肝臓で作られるコレステロール量が減少し、逆にコレステロー…

ラクトン

環内にエステル結合（-COO-）を持つ複素環式化合物の総称。環状エステルとも。鎖状分子が分子内エステル化によって環化する反応をラクトン化と呼ぶ。

スフィンゴミエリン

セラミドの1位のヒドロキシ基にホスホコリンがエステル結合したスフィンゴリン脂質。哺乳類の細胞のリン脂質の5〜10%を占める。髄鞘（ミエリン鞘）を構成する主成分。髄鞘形成促進作用を持ち、母乳にも豊富に含まれる。体内に存在するスフィンゴ脂質の約85%を占める。肉や魚、乳、鶏卵など動物由来の食品に広く含まれる。鶏が多くのスフィンゴミエリンを持つため、実験用に入手しやすい。スフィンゴミエリンというリン脂質の一種が鶏には大量に存在しています。スフィンゴミエリンには皮膚や脳に良い効果をも…

コカエチレン

コカインの代謝産物であるベンゾイルエクゴニンのカルボキシル基がエタノールとエステル結合を形成した有機化合物。コカインとエタノールの併用によって体内で生成され毒性を示す。アルコール中毒患者がコカインを服用した場合、肝臓のCES（hCE1）によって生成される。ラットの心筋において、コカエチレンの毒性はコカインよりも強いことが報告されている。

ベンゾイルエクゴニン

コカインのエステル結合が加水分解されて生じる主要代謝産物。

カルボキシルエステラーゼ ステアリルアルコール グレリン リン酸モノエステル ショ糖脂肪酸エステル カフェ酸 偽性コリンエステラーゼ サイクリックヌクレオチド エステル化 タンナーゼ アシルCoA カルボニル基 デプシペプチド ポリエステル カプシコニノイド カフェオイル基 ジアシルリン脂質 コリン sn-2位 sn-1位 …

参考文献一覧

*1脂肪の代謝とその調節 からだのエネルギーバランス 大学院生命理学研究科 教授 大隅隆: http://www.sci.u-hyogo.ac.jp/life/molbio/KOKAI.pdf
*2国立大学法人 大阪教育大学 二糖類: http://www.osaka-kyoiku.ac.jp/~hiroakio/2008/08ko-119.html

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