健康用語WEB事典

エボジアミン(evodiamine)

ゴシュユ呉茱萸)に含まれるアルカロイド

エボジアミンの化学構造

ピペリン6-ジンゲロールよりも強くTRPV1を活性化する作用を持ち、マウス大動脈血管では弛緩作用,マウスの空腸および回腸では収縮作用を示す。また、カプサイシンと同様の抗肥満効果を表すことが報告されている。*1

この他にも、気管支拡張作用、強心作用腸管収縮、末梢循環改善、鎮痛作用などが確認されている。

*1日本薬理学雑誌 小林義典 呉茱萸アルカロイド“エボジアミン”のTRPV1を介した生理活性: https://www.jstage.jst.go.jp/article/fpj/146/3/146_135/_article/-char/ja/

ご意見・ご要望をお聞かせください。


エボジアミンに関する情報を検索
[学術機関を検索] [政府機関を検索]



添付ファイル: fileevodiamine.png 閲覧数 372回 [詳細]

この用語を編集/画像添付
このページの最終更新日時: 2020-01-09 (木) 08:32:16