エルシニア・エンテロコリチカ(Yersinia enterocolitica) †
ヒトに病原性を示すエルシニア属の細菌のひとつ。1939年に胃腸炎の原因となる細菌として発見された。*1
血清型では50種類以上に分けられ、病原性を示すのは一部。感染によって引き起こされる症状は下痢、腹痛、関節炎、虫垂炎、敗血症など。0〜45℃で生存可能。至適温度は30〜34℃。魚類や多くの哺乳類が腸管内の常在菌として保有する。
集団食中毒は汚染された豚肉が感染源となった例が多い。
*1共生と競争の生物界 エルシニア症 鹿児島大学農学部教授 岡本嘉六: http://www.vet.kagoshima-u.ac.jp/kadai/V-PUB/okamaoto/vetpub/Dr_Okamoto/Forum/FtoT/Yersinia.pdf
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このページの最終更新日時: 2019-12-01 (日) 08:01:18