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DNAのヌクレオチド鎖の途中を切断するヌクレアーゼ。
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核酸のひとつ。デオキシリボ核酸とも呼ばれる。デオキシリボースを含む、細胞核の中の酸性を示す物質であることから名付けられた。リン酸とデオキシリボース、核酸塩基の3つが結合してできたデオキシリボヌクレオチドが連なった重合体。全長2m、幅2nmとされる。DNAの一部(塩基配列)は遺伝情報を持つ遺伝子の本体である。遺伝子の部分はDNA全体の1.5%程度で、残りの部分は遺伝子ではない。真核細胞の核のDNAでは、1つのタンパク質をつくるDNA領域の中に、タンパク質をコードする部分(エキソ…
カリウムイオンを通すイオンチャネル。カリウムイオンチャネルとも。カリウムチャネルの開閉調節は細胞の興奮を制御する。 神経や筋肉においては静止膜電位の維持や活動電位の再分極相形成、リンパ球においては増殖、分化、細胞死、遊走などの制御に関わる。カリウムチャネル活性化は細胞増殖促進とアポトーシス誘導という相反する機能に関与している。前者はマイトジェンシグナルを活性化して細胞増殖が促進される経路であり、後者はカスパーゼやエンドヌクレアーゼ活性を上昇させてアポトーシスが誘発される経路で…
細菌が外部から侵入してくるウイルスのDNAを分解するために発達させた酵素。細菌以外の生物には存在しない。DNAに含まれる4〜8個の特定の塩基配列を認識して切断する。エンドヌクレアーゼのうち、特定の塩基配列を切断するもの。自己のDNAは分解されないように化学修飾(メチル化)を行っている。DNAを切断する酵素(DNA分解酵素 : DNase)には、DNA鎖の途中を切断するエンドヌクレアーゼ(endonuclease)とDNA鎖の末端から切断するエキソヌクレアーゼ(exonucle…
リン酸と糖(リボースまたはデオキシリボース)と塩基からなる有機化合物。糖としてリボースを含むものをリボヌクレオチドと呼ばれ、デオキシリボースを含むものはデオキシリボヌクレオチドと呼ばれる。リボヌクレオチドはRNAの構成単位となり、デオキシリボヌクレオチドはDNAの構成単位となる。リン酸を持たないものはヌクレオシドと呼ばれる。ホスホジエステル結合によってヌクレオチドが複数つながることで、鎖状構造が形成される。結合している核酸塩基と糖の種類によって以下のように分類される。 核酸塩…
核酸同士を結合しているホスホジエステル結合を分解する反応を触媒する酵素の総称。核酸分解酵素とも呼ばれる。-リボヌクレアーゼ(RNAを分解する)-デオキシリボヌクレアーゼ(DNAを分解する)また5位(5')または3位(3')末端から順にヌクレオチドを外すものをエキソヌクレアーゼ、ヌクレオチド鎖の途中を切断するものをエンドヌクレアーゼという。
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