最近更新された用語
ペニシリン系の抗生物質。メチシリン耐性黄色ブドウ球菌の判定に使用される。*1
関連する用語
β-ラクタム環を持つ抗生物質の加水分解を触媒する酵素。200種類以上の存在が確認されている。特定の細菌はこの酵素によって抗生物質への耐性を獲得する。分解可能な抗生物質の種類が増えたβ-ラクタマーゼを基質特異性拡張型β-ラクタマーゼ(ESBL)と呼ぶ。4種類のクラスに分類され、それぞれ分解する抗生物質の種類が異なる。-セリン-β-ラクタマーゼ--クラスA(ペニシリン系)--クラスC(セファロスポリン系)--クラスD(オキサシリンを含むペニシリン系)-メタロ-β-ラクタマーゼ--…
β-ラクタム系の抗生物質の一種。-グラム陽性菌用--ベンシルペニシリン-ペニシリナーゼ耐性--メチシリン--オキサシリン--クロキサシリン--ジクロキサシリン-グラム陰性菌にも有効--アンピシリン--アモキシシリン--タランピシリン--バカンピシリン-緑膿菌--チカルシリン--スルベニシリン--ピペラシリン
生物(主に細菌)の細胞の育成に関わる働き阻害する物質。抗菌薬のひとつ。阻害する働きは、DNA複製やRNA合成、タンパク質合成、細胞壁合成など抗生物質の種類によって異なる。感染症の治療薬や防腐剤として用いられる。-β-ラクタム系--セフェム系--ペニシリン系--カルバペネム系--モノバクタム系-グリコペプチド系-テトラサイクリン系-マクロライド系
メチシリンに耐性を持つ黄色ブドウ球菌。これによる感染症をメチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症と呼ぶ。
参考文献一覧
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。