健康用語WEB事典

オステオポンチン(osteopontin : OPN)

腎臓血管壁血清母乳など様々な組織に存在する結合性の酸性リン酸糖タンパク質細胞間液に存在する接着性骨基質タンパク質でもある。骨芽細胞骨細胞破骨細胞が産生する。修復象牙質の形成に必要。*1

細胞免疫受容体プロテアーゼと反応し、炎症細胞の活性化に関わる。また、尿路結石形成に深く関わるタンパク質として知られる。*2

デング熱デングウイルス感染症)が重症化するほど血漿中のオステオポンチンが増加することが知られている。*3

タグ: 組織 タンパク質 結石

*1世界で初めて修復象牙質形成の必須因子を発見しました | 研究成果 | ニュース - 新潟大学: https://www.niigata-u.ac.jp/news/2016/20718/
*2尿路結石中のタンパク質局在状態を世界で初めて可視化... | プレスリリース・研究成果 | 東北大学 -TOHOKU UNIVERSITY-: https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2021/08/press20210827-01-protein.html
*3デングウイルス感染症の重症度マーカーを低下させる物質の発見 デング出血熱における新たな治療法の可能性: http://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/pressimg/tohokuuniv-press20170324_01web.pdf

ご意見・ご要望をお聞かせください。


オステオポンチンに関する情報を検索
[学術機関を検索] [政府機関を検索]



この用語を編集/画像添付
このページの最終更新日時: 2021-08-29 (日) 06:24:48