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オルソブニヤウイルス属のウイルスのひとつ。2011年にドイツのシュマーレンベルグで初めて発生が確認、ヨーロッパ各国に広まった。アカバネウイルスと同様に、妊娠している家畜哺乳動物に感染すると胎児の中枢神経系で増殖して異常産を引き起こす。

オルソブニヤウイルス属のウイルスのひとつ。ヒトに感染すると熱性疾患を引き起こす。げっ歯類を自然宿主とし、蚊によって媒介される。アフリカやアメリカで流行が見られる。

オルソブニヤウイルス属のウイルスのひとつ。アカバネ病ウイルスとも。反芻獣を自然宿主とし、シュマーレンベルグウイルスと同様にウシやヒツジ、ヤギなどの胎児の中枢神経系で増殖し、その奇形を引き起こす。蚊によって媒介される。

オルソブニヤウイルス属のウイルスのひとつ。ヒトに脳炎を引き起こす。げっ歯類を自然宿主とし、蚊を媒介して感染する。北米で流行した。

3分節のマイナス鎖RNAを保有し、4種類の構造タンパク質を持ち、細胞質内で増殖するという共通の性質を持つウイルス群の総称。現在のところ合計すると300種類以上であり、ウイルスの科としては最大。以下の5つの属に分類される。-オルソブニヤウイルス属-ハンタウイルス属-ナイロウイルス属-フレボウイルス属-トスポウイルス属ブニヤウイルス科のウイルスはハンタウイルス属以外はアルボウイルスである。

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