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樹木から得られる、精油や油脂に樹脂が溶けている半液体の抽出物。含油樹脂やバルサムとも。
関連する用語
ナツメグのオレオレジンに含まれる、上気道細菌に対する抗菌活性や殺線虫活性を持つ化合物。
植物(香辛料)の香り成分となる揮発性化合物の混合物。主に水蒸気蒸留法によって集められる。エッセンシャルオイルとも呼ばれる。精油は、植物の持ついろいろな化学的成分の混合されたものである。1つ1つの成分がまじりあい、精油の特徴ある香りを発散している。… 多くの精油や香り成分は脂溶性であるため、容易に血液脳関門を透過し、脳内に取り込まれて、薬物と同様に中枢神経系、特にGABAA受容体に作用する可能性が高いと言われている。
常温で液体のあぶら(油)と固体のあぶら(脂)をまとめて油脂と呼ぶ。単純脂質のひとつ。油と脂の違いは、それを構成する脂肪酸の種類(化学的構造)の違いによるものである。脂肪とは本来、油脂のうち固体のものである脂を指す。油脂の基本的な性質は以下のとおり。一般に,黄色もしくは褐色で,特有の匂いを有する。水には不溶,アルコールには難溶であるが,有機溶媒にはよく溶ける。比重が 0.90 ~ 0.97 で水に浮かぶ。油脂はグリセリンに3つの脂肪酸が結合した形をしているトリアシルグリセロール…
元々の意味は、樹皮から分泌される樹液が固まった物質のこと。現在ではこれを天然樹脂と呼び、人工的に作られた、似たように固形化する性質を持つ物質のことを合成樹脂と呼ぶ。
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