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オロト酸に水素が2つ結合した有機化合物。4,5-ジヒドロオロト酸とも。ピリミジンヌクレオチドの生合成においては、カルバモイルアスパラギン酸がジヒドロオロターゼによって脱水および環化されることで生じる。ジヒドロオロト酸デヒドロゲナーゼによってオロト酸に代謝される。マラリア原虫の呼吸に関わる。
オロチジンがリン酸化したヌクレオチド。オロチジン一リン酸とも。ピリミジンヌクレオチドの生合成において、ウリジル酸の前駆体であり、オロト酸にPRPPのホスホリボシル基を転移して生成される。
かつてはビタミンB13と呼ばれたウレイド。オロト酸とも。人体内でピリミジンヌクレオチドの生合成において途中で生成される中間代謝産物であることが後に確認されたため、ビタミンではなくなった。ウリジン三リン酸に代謝される。牛乳などの乳製品やニンジンなどの根菜に多く含まれる。ラットにオロチン酸を与えると脂肪肝が生じるが、これはラット特有の現象とされる。この脂肪肝の生成はアデニンや魚油、ヘミセルロースなどによって抑制される。人体においては肝臓や腎臓でOAT4によって取り込まれる。
リボースとオロト酸からなるヌクレオシド。ヌクレオチドはオロチジル酸(オロチジン一リン酸)。
ジヒドロオロト酸を酸化してオロト酸を生成するデヒドロゲナーゼ。レフルノミドによって阻害される。ATP、重炭酸イオン、グルタミンからウリジル酸を合成する反応に関与する酵素。ミトコンドリア内膜に存在する。ピリミジンのde novo合成の律速酵素。
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