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生薬として用いられるイトヒメハギの根。漢字では遠志。
鎮静や去痰、抗炎症、強壮作用を有する。複数種類のオンジサポニン?を含む。*1
タグ: 生薬 漢方
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以下の12種類の生薬からなる漢方。これにサイコ(柴胡)、サンシシ(山梔子)、ボタンピ(牡丹皮)を加えたものは加味帰脾湯。-ニンジン(人参)-ブクリョウ(茯苓)-トウキ(当帰)-カンゾウ(甘草)-タイソウ(大棗)-ビャクジュツ(白朮)-オウギ(黄耆)-オンジ(遠志)-モッコウ(木香)-ショウキョウ(生姜)-リュウガンニク(竜眼肉)-サンソウニン(酸棗仁)
中枢神経の興奮を抑えること。
天然の植物や動物から得られる医薬品。漢方で主に用いられる。複数の成分の中に含まれる有効成分の働きによって効果が現れる。そのため、他の成分との複合的な効果があるという点では優れている可能性があるが、即効性や特定の症状への選択性という点では、単一成分からなる化学的なプロセスを経て生成された医薬品に劣る。現代の医薬品の多くは、生薬から疾患に効果のある成分のみを抽出・調整したものが主である。
生体が内外から有害な刺激を受けた際に起こす防御反応。炎症は発赤や腫脹、発熱、疼痛などを伴う。発赤は血管拡張によって血流を増やし、修復を早めるために起こる。腫脹は免疫細胞が分泌するサイトカインによって血管透過性が亢進することが原因。これによって好中球などが血管壁を通りやすくなり、細菌のいる場所へ移動しやすくなる。ケガをして皮膚が化膿したり、扁桃炎などが起こると、それを治すために白血球が動員され、化学物質を出して細菌などを殺そうとする。この際、白血球の出す化学物質によって局所が赤…
痰を出すこと、または出しやすくする作用のこと。
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