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オルファン受容体を参照。
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脂溶性のリガンドの結合によって細胞核内での遺伝子の転写を調節する受容体。転写因子として働く。ヒトは48種の核内受容体を持つことが確認されている。約半数の核内受容体が、リガンドが未知であるオーファン受容体であるとされる。ビタミンAやビタミンD、鉄などは細胞膜を通過して細胞核に入り、核内受容体に結合することで遺伝子発現を調節する。複数のサブファミリーに分類される。-サブファミリー1--肝臓X受容体(LXR)--ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR)--レチノイン酸受容体…
脳の視床下部にあるるオレキシン産生神経から分泌される神経ペプチド。ヒポクレチンとも呼ばれる。オレキシンは視床下部外側野の神経で産生され、絶食によりその産生が促進される。摂食行動(食欲)の制御や覚醒の維持に必要。オレキシンが正常に分泌されないとナルコレプシーを発症する。オレキシン受容体に対する拮抗薬は不眠症治療薬として使用される。血液脳関門を通過できないため、静脈注射や経口摂取では治療効果が得られない。-オレキシンA-オレキシンBどちらも前駆体はプロプレオレキシン。オレキシンB…
リガンドが発見されておらず、どのように働いているかが明らかになっていない受容体のこと。オーファン受容体とも呼ばれる。
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