カスパーゼ4(caspase 4) †
カスパーゼのひとつ。
腸管の上皮細胞はサルモネラ菌や腸管病原性大腸菌などの細菌感染に応答してカスパーゼ4依存的な細胞死を起こして病原体を排除する仕組みを持つ。*1
赤痢菌はカスパーゼ4に特異的な阻害因子(OspC3)を分泌してこれに抵抗する。
カスパーゼ4の活性化による炎症性細胞死はパイロトーシスと呼ばれる。
タグ: カスパーゼ 腸管 上皮細胞 細菌 感染 細胞死 パイロトーシス
*1赤痢菌は感染細胞が菌排除の目的で行う細胞死を自ら阻止する ―赤痢菌のカスパーゼ-4に対する新規阻害因子の発見― | 東京大学: https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/press/p01_250516.html
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このページの最終更新日時: 2022-06-14 (火) 21:13:00