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消化管の神経と平滑筋の間に存在する細胞。スペインの神経組織学者カハール(Santiago Ramon y Cajal)によって発見された。カハール間質細胞とも。c-Kit(受容体型チロシンキナーゼ)を発現し、心臓のペースメーカー細胞と同じように消化管の運動のリズムを決定する働きを持つことが確認されている。また神経と平滑筋の神経伝達の調節機能を持つ。ムスカリン受容体が発現する。タグ:
神経外胚葉の前駆細胞(幹細胞)に特有の、細胞骨格を構成するタンパク質(IV型中間径フィラメント)。胎生期の中枢神経系の形成過程での多潜性幹細胞に選択的に発現し、ニューロンや星状膠細胞に分化が進むと発現は消失する。中枢神経系以外では消化管のカハール間質細胞、横紋筋の神経筋接合部や筋腱接合部での横紋筋細胞での発現が確認され、歯では象牙芽細胞に免疫反応が確認されている。肝がん転移巣によく発現しており、がん細胞の遊走や浸潤に関わるとされる。
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