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直径0.2~20cmのコーヒー牛乳色のシミ(色素斑)。
皮膚に1.5cm以上のカフェオレ斑が6個以上ある場合は神経線維腫症1型が疑われる。*1
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体の表面を覆い、外界に直接触れる器官。体重の約16%を占める。皮膚は表皮とその下の真皮の2層から構成される。さらに真皮の下には皮下組織があり、それによって奥にある筋膜、腱膜、骨膜などに緩やかに結び付いている。手の皮膚が風呂などで長時間、水に浸かった時にしわができる(ふやける)理由は以下の2つの説がある。+手の皮膚の表面にある、死んだ細胞が重なっている角質の層に水分がしみ込むことで膨らみ、角質層の下にある皮膚と体積の差ができて、しわができる。+指の神経が切れている人の指はふやけ…
皮膚へのメラニンの沈着(いわゆるシミ)やある種の疾患によって皮膚に生じる変色。大部分がメラニンの沈着によるが,そのほか,ヘモジデリン,カロチン,胆汁色素,あるいは薬物や異物(金属,墨など)の沈着によっても生じる.
がん抑制遺伝子であるNF1(染色体17q11.2)の変異が原因となる疾患。浸透率が100%の常染色体優性遺伝疾患。1882年にドイツのフリードリッヒ・ダニエル・フォン・レックリングハウゼン(Friedrich Daniel von Recklinghausen)が報告したことからレックリングハウゼン病とも呼ばれる。頻度の最も高い遺伝性疾患のひとつとされる。皮膚や神経、骨、目、副腎、消化管などの様々な部位に症状が現れる。全身の皮膚にカフェオレ斑や雀卵斑様色素斑といったシミが現れ…
メラノサイトから黒いメラニンが過剰に生成されることで皮膚に発生する色素沈着のこと。シミの原因となるメラニンは、表皮の一番深い層である基底層の周辺に沈着する。後天性真皮メラノサイトーシスや太田母斑などは、真皮にもシミの原因となるメラニンがある。
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