最近更新された用語
P型ATPaseに分類される膜タンパク質。
関連する用語
伊江島のサンゴ礁で採集した海洋シアノバクテリアから発見された、極めて低濃度で細胞の増殖を抑える新しい化学物質。細胞内にある小胞体膜上のカルシウムポンプ(SERCA)の働きを強力に抑える作用があり、その強さは史上二番目であるとされる。タグ:
細胞や細胞小器官を包む生体膜の膜上または膜内で働くタンパク質の総称。細胞膜の重量の約半分を占める。生体膜に埋まっているものを内在性膜タンパク質、膜表面に結合しているものを表在性膜タンパク質と区別する。生体膜には流動性があるため、膜タンパク質は生体膜の中を自由に移動することができる。膜タンパク質の中には、生体膜を貫通するように埋め込まれているもの(膜貫通タンパク質)があり、それによって生体膜を通り抜けることができない必要な物質を通すことができる。貫通部分のアミノ酸は疎水性アミノ…
イオン輸送の反応サイクルの過程で中間体として高エネルギーリン酸化合物を形成するATPaseのファミリー。
筋原線維を取り囲むように存在する小胞体。内部にカルシウムイオンが貯蔵されており、これが放出されると筋肉は収縮する。逆に筋小胞体が持つ膜タンパク質であるカルシウムポンプが、筋小胞体にカルシウムイオンを取り込むことで筋肉が弛緩する。この取り込みにはマグネシウムイオンが関わる。この働きを行うにはATPが必要となる。例えば,筋肉が収縮する際には Ca2+ 放出チャネルを通して筋小胞体中に蓄えられた Ca2+ が細胞質中に放出されるのに対して,筋肉が弛緩する際には放出された Ca2+ …
SERCA(カルシウムポンプ)のひとつ。
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。