健康用語WEB事典

カルネキシン(calnexin)

粗面小胞体に存在するカルシウムイオン結合性の分子シャペロン*1

MHCクラスⅠ分子による抗原提示の過程で小胞体内に出たMHCクラスⅠ分子のα鎖に結合し、その構造の保持に重要な役割を担っている。α鎖にβ2-マイクログロブリンが結合すると解離する。*2

*1KAKEN — 研究課題をさがす | シャペロン分子カルネキシンによるタンパク質品質管理機構と病態的意義の解明 (KAKENHI-PROJECT-11770076): https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-11770076/
*2熊本大学大学院生命科学研究部・教育部 蛋白質・核酸・酵素 T細胞に抗原を認識させる主要組織適合抗原の構造と機能: http://srv02.medic.kumamoto-u.ac.jp/dept/immunoge/frame/PNE.pdf

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このページの最終更新日時: 2019-12-01 (日) 12:18:44