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哺乳類の組織中に存在する、カルノシンを分解する酵素。
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生体内における酵素とは、化学変化において触媒の働きをするタンパク質を指す。生体触媒とも呼ばれる。触媒はそれ自身は変化せず、他の物質の化学反応を促進する。具体的には、化学反応に必要なエネルギー(活性化エネルギー)を下げて、反応の速さを数百万~数億倍にする。食品の発酵も酵素の働きによるものであり、酵母(ギリシャ語では zyme)の中(ギリシャ語では en)で発酵が起きることから酵素(enzyme)と名付けられた。酵素の中には、他の酵素と結合して複合体として働くものもある。例えばク…
イミダゾールジペプチドのひとつ。β-アラニンとL-ヒスチジンからなるジペプチド。哺乳類の組織中にはカルノシンを分解する酵素であるカルノシナーゼが存在する。骨格筋や脳に存在する。ミオシンATPaseの活性化作用や神経伝達物質としての働きが報告されている。また、亜鉛による神経細胞死を抑制する効果が確認されている。関連する物質にホモカルノシンがあるが、これは脳内に多く筋肉中にはほとんど存在しない。ヒスチジンの部分がメチル化されるとアンセリンとなる。
数種類の細胞が決まったパターンで集まってできる構造。多細胞生物では、細胞はどこかの組織に属す。-上皮組織-結合組織-筋組織-脂肪組織-神経組織組織が集まると器官と呼ばれる。
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