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カルノソール(carnosol)

ローズマリーに含まれるフェノールジテルペノイドカルノシン酸酸化によって生じる。カルノソールが酸化されるとロスマノールとなる。*1*2*3

カルノソールの化学構造

カルノシン酸と同様に強力な抗酸化作用を示し、血管新生抑制作用を有することが報告されている。*4

*1カルノシン酸のNrf2を介した神経保護効果に関する分子生物学的解析: https://library.naist.jp/mylimedio/dllimedio/showpdf2.cgi/DLPDFR009358_P1-101
*2食品安全関係情報詳細 欧州食品安全機関(EFSA)、食品添加物ローズマリー抽出物の使用に関する科学パネルの意見書を公表: http://www.fsc.go.jp/fsciis/foodSafetyMaterial/show/syu02470030149
*3サワラの成分を原料に用いたローズマリーの抗酸化活性物質の製造 東京農工大学大学院 共生科学技術研究院生命農学部門 教授 多田全宏: https://shingi.jst.go.jp/past_abst/abst/p/08/814/tuat6.pdf
*4カルノソールの血管新生抑制作用 萱島知子 松原主典: https://www.jstage.jst.go.jp/article/kasei/62/0/62_0_265/_article/-char/ja/

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このページの最終更新日時: 2020-01-23 (木) 17:15:59