最近更新された用語
皮膚や口腔、腸内に生息する真菌。*1
口腔カンジダ症などの原因となる。
関連する用語
口の中のこと。口腔には700種類を越す細菌が常在しており、本来は口腔粘膜の免疫細胞を刺激して外来性の病原菌やウイルスの侵入を防ぐ働きをする。しかし、免疫力が衰え、特定の細菌が増えると組織内に入り込み、歯周病などを発症するとされる。
カビ、キノコ、酵母などの菌の総称。菌類とも呼ばれる。名前に菌と付くが、細菌とは異なる。細菌は原核生物だが、真菌は真核生物である。大部分の真菌は動物の死体や落ち葉などの有機物を活発に分解し、自然界の物質循環に関わっているが、一部はヒトに感染し感染症(真菌症)を引き起こす。真菌は人間の細胞に似ているため薬物治療が効きにくい。真菌症のうち深在性真菌症は、ヒトの組織内部に侵入して感染を引き起こすもの。一般にカビと呼ばれているのは、菌糸の部分で、単細胞の場合については酵母と呼ばれていま…
体の表面を覆い、外界に直接触れる器官。体重の約16%を占める。皮膚は表皮とその下の真皮の2層から構成される。さらに真皮の下には皮下組織があり、それによって奥にある筋膜、腱膜、骨膜などに緩やかに結び付いている。手の皮膚が風呂などで長時間、水に浸かった時にしわができる(ふやける)理由は以下の2つの説がある。+手の皮膚の表面にある、死んだ細胞が重なっている角質の層に水分がしみ込むことで膨らみ、角質層の下にある皮膚と体積の差ができて、しわができる。+指の神経が切れている人の指はふやけ…
口腔カンジダ症は以下のカンジダ症の総称。ほぼ全てが乳幼児、免疫不全者、抗菌薬服用者に発症する。-急性偽膜性カンジダ症(鵞口瘡)-萎縮性カンジダ症(紅斑性カンジダ症)-慢性肥厚性カンジダ症
口角に糜爛や亀裂が生じる炎症。年代別では60歳以上、性別では女性に多い。口内感染症や咽喉頭異常感症、唾液過多症、副鼻腔炎などで併発することが報告されている。ビタミンB2やビタミンB6の不足が原因となる。細菌によるものはカンジタ属が最も原因として多い。
参考文献一覧
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。