健康用語WEB事典

ガストリン(gastrin)

幽門十二指腸粘膜に存在するG細胞から分泌されるホルモン胃液分泌を促進したり、粘膜を肥厚させたりする作用を持つ。17個または34個のアミノ酸から成る直鎖のペプチド*1

ガストリンは構成されるアミノ酸の数によって以下のように区別される。

摂取した食品がに到達するなどの刺激によって分泌される。逆にセクレチンによって分泌が抑制される。*2

加齢とともに血液中のガストリン濃度は高まる。高濃度のガストリンは腸クロム親和性細胞様細胞腫瘍化を引き起こすとされる。*3

*1Gastrin - 免疫組織データベース~いむーの Antibody Database – Immuuno: http://immuno2.med.kobe-u.ac.jp/20121206-2394/
*2信州大学 農学部 家畜栄養学(H26-06): http://karamatsu.shinshu-u.ac.jp/lab/ueno/archives/img/animnutr_res1406.pdf
*3KAKEN — 研究課題をさがす | ガストリンによる胃粘膜肥厚作用と前癌状態-遺伝子導入マウスを用いた研究 (KAKENHI-PROJECT-05152014): https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-05152014/

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このページの最終更新日時: 2018-08-23 (木) 09:09:05