健康用語WEB事典

ガラニン様ペプチド(galanin-like peptide : GALP)

60個のアミノ酸残基からなる、摂食の調節に関わるペプチドガラニンアミノ酸13個分の共通配列を持つ。*1

ラットのにおいては視床下部弓状核からのみ産生される。

ガラニン様ペプチドを発現する神経細胞GALP産生ニューロン?)の85%以上がレプチン受容体?を持ち、レプチンの支配を受けていることが推測されている。その他の摂食に関わるペプチド神経ペプチドYオレキシンメラニン凝集ホルモン)を産生する神経細胞と相互のシナプスを形成しており、摂食行動を調節している。*2

*1日薬理誌 自律神経系を介したガラニン様ペプチド(GALP)によるエネルギー代謝調節機構: https://www.jstage.jst.go.jp/article/fpj/148/1/148_23/_pdf
*2食欲調節の中枢神経機構 新見道夫 香川県立保健医療大学保健医療学部臨床検査学科: https://ci.nii.ac.jp/els/contentscinii_20180515145305.pdf?id=ART0010024891

ご意見・ご要望をお聞かせください。


ガラニン様ペプチドに関する情報を検索
[学術機関を検索] [政府機関を検索]



この用語を編集/画像添付
このページの最終更新日時: 2018-09-01 (土) 13:59:28