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没食子酸(ガロイル基)を導入する化学修飾。
グルコースに没食子酸が結合したタンニン。加水分解型タンニンとも。加水分解性タンニン類がIgE産生を抑制することでアレルギー症状を緩和する可能性が示唆されている。また、このIgE産生抑制活性にはガロイル基が4つ相当必要であるとされる。
茶葉に含まれる、IgE産生B細胞へのクラススイッチを抑制する加水分解性タンニン(エラジタンニン)。アレルギー反応における初期のIgE産生を抑制する。グルコースの4位と6位にヘキサヒドロキシジフェノイル基、1位にガロイル基が結合している。インフルエンザウイルスやヒトパラインフルエンザウイルスのヘマグルチニンに作用して膜融合活性を阻害し、これらの感染、増殖を防ぐ作用を持つことが報告されている。
没食子に含まれる有機化合物。ガーリック酸や3,4,5-トリヒドロキシ安息香酸とも呼ばれる。メスカリン(3,4,5-トリメチルフェネチルアミン)の合成に使用される。酸化防止剤のひとつ。アミラーゼの活性を高める作用を持つ。「〜ガレート」と呼ばれる化合物は没食子酸(ガレート基、ガロイル基)が結合したもの。例えば緑茶に含まれるエピガロカテキンガレートがある。
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