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キノンを参照。
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植物細胞内に存在する、ポリフェノール(フェノール類)をキノン体に酸化する酵素。広義にはフェノール(の誘導体)またはo-ジフェノールをo-キノンに酸化する酵素のこと。切ったリンゴを空気中に置いておくと褐色に変色するのは、リンゴの細胞中のポリフェノール類がポリフェノールオキシダーゼにより酸化されキノン体となったものが重合体を形成するためである。この現象は酵素的褐変と呼ばれ、植物性食品の保存の際に問題となる場合がある。酵素的褐変は紅茶のように製造過程でその反応を積極的に利用する食品…
ベンゼン環の水素原子2つをカルボニル基(ケトン基)で置換した構造を持つ化合物の総称。キノン体とも。最も単純なキノンはベンゾキノン。上図は代表的なキノンであるp-ベンゾキノンの化学構造。ヒドロキノン、ベンゾキノン、アントラキノン、ナフトキノンなど。キノン類は天然色素として非常に大きなグループのひとつで,自然界に彩りを添えている.また,生理学的に重要な作用を持つものが多く,ユビキノンはミトコンドリア中における電子伝達媒介物質として光合成生物や動物細胞中に広く分布していて重要な役割…
フェノールの酸化物。キノン体のひとつ。ベンゼンのパラ位に2つのヒドロキシ基が結合したジフェノール。ハイドロキノンやp-ベンゼンジオールとも呼ばれる。現像液や防腐剤、漂白剤として使用される。メラニン合成酵素のひとつであるチロシナーゼを阻害する作用を持つ。ヒドロキノンはメラニン合成酵素であるチロシナーゼの阻害剤であり、さらにメラニン色素を作るメラノサイトに対して細胞毒性があります。すなわち、しみの原因であるメラニン色素を作らせなくする漂白剤です。
パラ位に酸素を持つベンゾキノン。1,4-ベンゾキノンとも。代表的なキノン体で、単にキノンといった場合はこのp-ベンゾキノンを指すことが多い。タグ:
キノン体の一種。ベンゼンの水素原子2つが酸素原子に置換された構造を持つ。分子式は C2酸素が結合する位置によって以下のように分類される。-o-ベンゾキノン-p-ベンゾキノン
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