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毛髪のコルテックス(皮質)に含まれる繊維状ケラチンのジスルフィド結合をメルカプタンなどアルカリ処理で切断し、柔らかくして髪を曲げた状態にさせた後、再酸化して切断していたジスルフィド結合を捻れた状態で再結合させ、新たなコンフォメーションで固定する技術。パーマ処理によってキューティクルの剥離や破断強度の低下が生じ、枝毛が増加する。
アミノ基とチオール基を持つ有機化合物。その塩酸塩は抗酸化作用を持ち、また、放射線防護剤としての効果が報告されている。空気中でも酸化されて2分子が結合し、シスタミンとなる。キューティクル細胞層のジスルフィド結合に作用するため、毛髪のコールドパーマに利用される。
頭に生える毛。頭髪や髪とも呼ばれる。毛小皮(キューティクル)、毛皮質(コルテックス)、毛髄質(メデュラ)の三層から構成される。日本人の場合、約10万〜15万本。密度は200本/cm2。成長速度は約1cm/月。毛髪はケラチンタンパク質からなる直径 30 120 μm 程度の階層構造をもつ繊維であり、中心部がメデュラ、外側を覆っている薄い層がキューティクル、メデュラとキューティクルの間の毛髪の85%以上の大部分を占めるのがコルテックスである。
毛の構成要素。毛髄質(メデュラ)と毛小皮(キューティクル)の中間にある毛の主要部分(毛髪の体積の82%)。コルテックスとも。主成分はケラチン。メラニン顆粒を大量に含む針状ないし細長い紡錘形の角化細胞が縦方向に密に配列する。個々の細胞中に含まれるメラニン色素の量によって髪の色が決まる。
毛のキューティクル内部のコルテックスを構成する細胞。
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