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リポタンパク質のひとつ。リポタンパク質の中で最も大きくトリグリセリドを多く含むが、最も濃度が低い。キロミクロンとも。小腸上皮細胞で生成され、リンパ管(胸管)を経て血液中に入る。脂溶性ビタミンやトリアシルグリセロール、リン脂質、コレステロールエステルなどはカイロミクロンによって肝臓に運ばれる。
中性脂肪を分解するリパーゼ。血管壁の表面に存在し、血液中を流れてくるリポタンパク質の中の中性脂肪を分解する。運動によって発現が亢進する。これはAMPKによるPPARγ1の発現上昇作用によって起こる。ヘパリンにより血管内皮細胞から血漿中に遊出する。メタボリックシンドロームの発症には、運動習慣の有無が大きく影響することが知られています。特に運動による脂質代謝改善においては、骨格筋でLPL発現が上昇する事が重要とされています。LPLは運動により発現上昇した後に血中に分泌され、キロミ…
血清脂質がアポタンパク質と結合してできるタンパク質の球。血液に溶けない脂質(コレステロール)を運ぶ役割をする。構造としては、中心部に脂質であるコレステロールやトリアシルグリセロールを含み、周辺部をアポリポタンパク質やリン脂質が覆っている。リポタンパク質の名称主な成分働きキロミクロントリグリセリド85%腸で吸収した脂質を肝臓へ運ぶVLDL(超低比重リポタンパク質)トリグリセリド55%肝臓から末梢組織に脂肪酸を運ぶIDL(中間比重リポタンパク質)トリグリセリド24%、コレステロー…
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