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クエン酸とナトリウムの塩。
血液凝固を防止する作用がある。*1
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梅干しやレモン、みかんなどの柑橘類に含まれる、無色・無臭の有機化合物。その和名はレモンの一種である枸櫞(くえん)に由来する。分子式は C6;H8O7クエン酸には唾液の分泌を促進して、大脳の食欲中枢を刺激する働きがある。体内ではクエン酸回路において、クエン酸シンターゼに触媒され、アセチルCoAとオキサロ酢酸がアルドール反応によりカップリングした後、チオエステル部分が加水分解を受けて生成される。クエン酸の代謝は肝臓で行われる。保存血液には抗凝固剤としてクエン酸(クエン酸ナトリウム…
血液凝固を防ぐ薬剤。抗凝固薬とも。-エチレンジアミン四酢酸(EDTA)--EDTA-2Na--EDTA-2K--EDTA-3K-ヘパリン--ヘパリンナトリウム--ヘパリンリチウム-クエン酸ナトリウム
人体に必要なミネラルの一つ。生物の体内ではイオンとして存在する。体液の浸透圧の調節などを行う。ナトリウムとその塩類(例えば、塩化ナトリウム NaCl)は、細胞外液中の主要な有効浸透圧物質であるので、細胞外液にあるナトリウム総量は、細胞外液量を決定する主要な因子である。「ナトリウム」はドイツ語であり、英語では「ソディウム」と呼ばれる。ナトリウム Natrium はドイツ語であり、タンザニアにあるソーダの湖、ナトロン湖 L.Natron に由来する。英語名 Sodium はソーダ…
食品では塩化ナトリウムのことを指す。塩化ナトリウムであることを強調する場合は食塩と呼ばれる。化学的には、酸と塩基の反応から生成された水以外のもの(陰イオンと陽イオンがイオン結合してできる固体)の総称である。名称定義例正塩酸由来のHも塩基由来のOHも残っていない塩塩化ナトリウム塩化カルシウム酢酸ナトリウム炭酸ナトリウム塩化アンモニウム硫酸銅酸性塩酸由来のHが残っている塩炭酸水素ナトリウム硫酸水素ナトリウムリン酸水素二ナトリウムリン酸二水素ナトリウム塩基性塩塩基由来のOHが残って…
クエン酸とカルシウムの塩。示性式は 抗血液凝固剤であるクエン酸ナトリウムの分解によって生じたクエン酸と体内のカルシウムイオンが結合してできる。これによって血液凝固因子であるカルシウムイオンが取り除かれる。
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