健康用語WEB事典

クラッシュシンドローム(crush syndrome)

身体の一部(特に四肢)が2時間以上圧迫されることによって血液の循環が止まり、筋細胞壊死が起こること。挫滅症候群とも呼ばれる。*1

横紋筋融解症による歩行障害の原因となる。また、壊死した細胞から大量の物質(ミオグロビンクレアチンキナーゼなど)が血液中に放出されるため、急性腎不全を引き起こす場合がある。*2*3

*1クラッシュ症候群をご存知ですか?|東邦大学医療センター大森病院 臨床検査部: http://www.lab.toho-u.ac.jp/med/omori/kensa/column/column20150127.html
*2実は身近な横紋筋融解症|東邦大学医療センター大森病院 臨床検査部: http://www.lab.toho-u.ac.jp/med/omori/kensa/column/column20170727.html
*3横紋筋融解症(おうもんきんゆうかいしょう)による急性腎障害発症の新たなメカニズムを解明-発症予防の薬剤開発へつながる成果-:[慶應義塾]: https://www.keio.ac.jp/ja/press-releases/2018/1/9/28-39173/

ご意見・ご要望をお聞かせください。


クラッシュシンドロームに関する情報を検索
[学術機関を検索] [政府機関を検索]



この用語を編集/画像添付
このページの最終更新日時: 2018-04-28 (土) 15:37:01