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柑橘類に特有のカロテノイド。橙色の色素。発がん抑制作用や糖尿病、骨粗鬆症、肝臓機能の改善作用が確認されている。100gのみかんに1mg程度含まれる。オレンジはみかんの10分の1程度しか含まない。血液中のβ-クリプトキサンチン濃度が高いほど動脈硬化や生活習慣病の発症率が低くなると報告されている。また、プロビタミンAのひとつであり、体内でビタミンAに変換される。β-クリプトキサンチンは、うんしゅうみかんに多く含まれるだいだい色の色素で、トマトのリコペン、ニンジンのβ-カロテンと同…
生体内でビタミンAに変換されるビタミンの前駆体(プロビタミン)のこと。代表的なものはレチノール(ビタミンA1)2つ分に変換されるβカロテン。-α-カロテン-β-カロテン-γ-カロテン-クリプトキサンチンプロビタミンAにはα-,β-,γ-カロテンやクリプトキサンチンなどのカロテノイドがあるが,中でもβ-カロテンは食品中に多く含まれ,生理効果も高い。なお,ビタミンAは動物性食品に多く含まれるが,プロビタミンAは植物性食品に多く含まれる。
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