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破傷風菌を参照。
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土壌や動物の口腔などに生息する常在菌。偏性嫌気性でグラム陽性の桿菌(長さ2~4μm、幅0.3~0.5μm)。熱や乾燥、薬剤に強い芽胞の形態で世界中の土壌に広く分布する。正式名称はクロストリジウム・テタニ。傷口から人体に侵入し、神経毒であるテタノスパスミンやテタノリジンを産生して破傷風を引き起こす。
破傷風菌(クロストリジウム・テタニ)による感染症。破傷風菌が産生する神経毒であるテタノスパスミンが原因となり、局所〜全身の強直性痙攣が引き起こされ、場合によっては致命的となる。初期症状は全身倦怠感、不穏状態、不眠、微熱、肩や首の違和感、嚥下障害、開口障害など。極期には全身を弓なりに反らす様な筋肉硬直が軽い刺激によって誘発される。
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