クロモデュリン(chromodulin) †
4つの三価クロムイオンが結合した、インスリンの作用を増強するオリゴペプチド。インスリン受容体のチロシンキナーゼ活性を増強することで、グルコーストランスポーターの細胞膜上での発現を促進する。*1
また、脂肪細胞の細胞膜に存在するホスホチロシンホスファターゼの活性化を促進する。*2
三価クロムが結合していないクロモデュリン(アポ型クロモデュリン)には、このインスリン増強効果がない。
*1西東社 カラー図解 栄養学の基本がわかる事典 川島由起子(2013/4/4): https://amzn.to/2tzGwYt
*2厚生労働省 クロム(Cr): https://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/05/dl/s0529-4an.pdf
*2厚生労働省 クロム(Cr): https://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/05/dl/s0529-4an.pdf
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このページの最終更新日時: 2019-03-05 (火) 06:55:04