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クローン選択説(clonal selection theory)

ある一種類の抗体のみを産生できるB細胞が予め体内に複数種類存在しており、抗原が侵入すると、その中から侵入した抗原に反応できるB細胞形質細胞)のみが増殖して、その抗原と結合できる抗体を大量に産生するという説。

フランク・マクファーレン・バーネット(Frank Macfarlane Burnet)とニールス・カイ・イェネル(Niels Kaj Jerne)による免疫の理論。利根川進によって明らかにされた抗体遺伝子遺伝子再構成によって裏付けられている。*1

*1西東社 カラー図解 免疫学の基本がわかる事典 鈴木隆二(2015/6/3): https://amzn.to/2SW7bgi

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このページの最終更新日時: 2019-02-16 (土) 08:12:48