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グアンファシン(Guanfacine)

α2A受容体アゴニストα2A受容体への親和性がα2B受容体に比べて20倍高い。高血圧チック症の治療。主な副作用傾眠。商品名はエスタリックインチュニブ*1*2*3

グアンファシンの化学構造

α2受容体を介した直接的なノルアドレナリンシナプス伝達調整により、前頭前皮質および大脳基底核におけるシグナルを調整している可能性が示唆されている。*4

cAMPを抑制して作業記憶を改善するとされる。*5

タグ: 有機化合物 医薬品成分 α受容体 高血圧

*1インチュニブ錠: http://database.japic.or.jp/pdf/newPINS/00066854.pdf
*2インチュニブ錠 1mg,同 3mg 第 2 部 (モジュール 2) : CTD の概要 (サマリー) 塩野義製薬株式会社: https://www.pmda.go.jp/drugs/2017/P20170412001/340018000_22900AMX00511000_H100_1.pdf
*3そこが知りたい 2019(令和元)年7月号 | 東京都病院薬剤師会: https://www.thpa.or.jp/content/magazine20190701
*4インチュニブ錠1mg/インチュニブ錠3mg: https://www.info.pmda.go.jp/go/pack/1179057G1021_1_07/
*5従来の薬剤探索法では見出すことができなかった新規抗HCV剤グアンファシンの同定 鹿児島大学 大学院医歯学総合研究科 難治ウイルス病態制御研究センター センター長 池田正徳: https://shingi.jst.go.jp/var/rev0/0000/4359/2016_minaminihon_11.pdf

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このページの最終更新日時: 2020-10-27 (火) 07:07:12