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チラコイドが10〜100個積み重なってできる構造体。
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葉緑体に存在するチラコイド膜とその内部(チラコイドルーメン)のこと。葉緑体はチラコイドで光合成の明反応を行い、光エネルギーを生体エネルギーに変換する。個々の葉緑体の内部には、チラコイド膜とよばれる積層した生体膜があって、この膜に埋め込まれている光合成電子伝達系の働きによって光エネルギーが化学エネルギー(エネルギーを蓄積する化合物であるアデノシン三リン酸=ATPと、還元力を蓄える化合物であるNADPH)に変換されている。
葉緑体の内部のこと。酵素が存在する。クロロプラストの内部はストロマと呼ばれる。ストロマには高濃度の酵素があり,その半分はリブロースビスリン酸カルボキシラーゼ (Rubisco)である。ここにチラコイドが存在する。チラコイドが10〜100個積み重なってグラナという構造をとる。
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