グリコペプチド系(glycopeptide antibiotic) †
化学構造内にペプチド結合と糖を含む抗菌薬(抗生物質)のグループ。
ムレインモノマー末端に結合して細胞壁の合成を阻害する。 グラム陽性細菌に有効だが、分子量が大きいためグラム陰性細菌の外膜を通過できず無効。*1
クロストリジウム・ディフィシルの偽膜性大腸炎に経口摂取で有効。副作用として腎障害、聴覚障害(第Ⅷ脳神経障害)がある。
*1松山大学薬学部 感染症学研究室 抗生物質マップ: http://yakugaku.matsuyama-u.ac.jp/laboratory/kansensyo/saito/jiang_yi_files/antibio1.pdf
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このページの最終更新日時: 2019-04-02 (火) 08:13:07