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グリコールアルデヒド(glycolaldehyde)

最も単純な構造を持つ糖類α-ヒドロキシアルデヒドのひとつ。原始星形成のガス中に観測されている。ホルムアルデヒド放射線照射などで二量体とすることによって生じる。*1*2

グリコールアルデヒドの化学構造

糖化から最終糖化産物が生成する過程で形成される。炎症組織においてはアミノ酸酸化促進によって産生が増加する。また、活性化されたリンパ球細胞において、ミエロペルオキシダーゼを介してセリンから生成されることが知られている。*3

シュワン細胞において小胞体ストレス誘導性アポトーシスを引き起こすことが報告されている。

*1プレスリリース - アルマ望遠鏡、赤ちゃん星のまわりに生命の構成要素を発見 - アルマ望遠鏡: https://alma-telescope.jp/news/glycolaldehyde-201208
*2ヒドロキシアパタイトが生命の生みの親!? | プレスリリース | ニュース一覧 | 東京大学 先端科学技術研究センター: https://www.rcast.u-tokyo.ac.jp/ja/news/release/20170925release.html
*3北海道科学大学機関リポジトリ グリコールアルデヒドによる小胞体ストレス誘導性アポトーシスに関する研究: https://hus.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=283&item_no=1&page_id=4&block_id=65

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このページの最終更新日時: 2019-12-02 (月) 14:18:36