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グリシンを神経伝達物質として利用する神経。
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突然の刺激に過剰に驚いてしまうことを特徴とする遺伝性疾患。驚いて全身の筋肉が硬直し、転倒する場合がある。グリシン受容体遺伝子の変異によるグリシン作動性神経の伝達低下が原因として知られている。
脳内の神経細胞(ニューロン)がシナプスから隣接する神経細胞に放出して情報を伝えるための物質。シナプス前終末のシナプス小胞に含まれる。神経細胞の種類によって放出される神経伝達物質の種類も異なる。50種類以上が確認されている。脳では主に、新しい信号の伝達にグルタミン酸、抑制する場合はγ-アミノ酪酸が利用される。-興奮性神経伝達物質-抑制性神経伝達物質
側鎖が水素のみの最も単純な構造を持つアミノ酸。示性式は H2NCH2COOH神経伝達物質としての働きを持つ。抑制性神経伝達物質としてグリシン受容体、興奮性神経伝達物質としてNMDA受容体に作用する。グリシン作動性神経シナプスにおいては、シナプス後膜に発現するGlyAに結合して神経の興奮性を抑制し、グルタミン酸作動性神経シナプスにおいては、シナプス後膜に発現するNMDA受容体のグリシン結合部位(GlyB)に結合して神経の興奮性を促進する。このようにグリシンは、神経の興奮性に対し…
通常、神経と言うと神経細胞が連結したもの(神経回路)のことを指す。
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