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抑制性神経伝達物質であるグリシンをリガンドとする受容体。
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突然の刺激に過剰に驚いてしまうことを特徴とする遺伝性疾患。驚いて全身の筋肉が硬直し、転倒する場合がある。グリシン受容体遺伝子の変異によるグリシン作動性神経の伝達低下が原因として知られている。
受容体に結合できる分子のこと。受容体の種類によってリガンドとなる物質は異なる。結合した際の働きによって以下のように分類できる。-アゴニスト(作動薬)-アンタゴニスト(拮抗薬、遮断薬)-インバースアゴニスト(逆作動薬)-パーシャルアゴニスト(部分作動薬)
側鎖が水素のみの最も単純な構造を持つアミノ酸。示性式は H2NCH2COOH神経伝達物質としての働きを持つ。抑制性神経伝達物質としてグリシン受容体、興奮性神経伝達物質としてNMDA受容体に作用する。グリシン作動性神経シナプスにおいては、シナプス後膜に発現するGlyAに結合して神経の興奮性を抑制し、グルタミン酸作動性神経シナプスにおいては、シナプス後膜に発現するNMDA受容体のグリシン結合部位(GlyB)に結合して神経の興奮性を促進する。このようにグリシンは、神経の興奮性に対し…
細胞表面(多くは細胞膜上)に存在し、ホルモンなどと結合して外からの刺激・情報物質を受け取ることができる部位。主に膜タンパク質。レセプターやリセプターとも呼ばれる。受容体に結合できる分子のことをリガンドと呼ぶ。受容体に結合したリガンド自体は細胞内に入らないが、その細胞では様々な変化が引き起こされる。受容体とは、ホルモンや神経伝達物質などの特定の物質(リガンド)と結びついて細胞の反応を生じさせるタンパク質の一種で、外部の刺激をキャッチし、細胞の内部に伝える最初の砦のような役割を持…
リガンドの結合によって内蔵されたイオンチャネルが開口する受容体。-ニコチン受容体(ニコチン性アセチルコリン受容体)-グリシン受容体-GABA受容体-NMDA受容体(NMDA型グルタミン酸受容体)
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