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グリセリンを骨格としてもつ脂質。*1
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精巣や精子に特異的に発現し、精子の全糖脂質の9割以上を占める硫酸化糖脂質。精母細胞以降の生殖細胞の細胞膜構成成分。精子の発生分化に必須な分子であることが報告されている。精子の発生過程において、グリセロ脂質からガラクトリピドを経て精母細胞のゴルジ体生体膜で生合成される。タグ:
疎水性部分の骨格にグリセリン(グリセロール)を有する糖脂質。植物の葉緑体固有のグリセロ糖脂質にはモノガラクトシルジアシルグリセロール、ジガラクトシルジアシルグリセロール、スルホキノボシルジアシルグリセロールがある。
sn-1位にエーテル結合を持つグリセロ脂質。プラスマローゲンなど。
生体膜の構成成分となるリン脂質のひとつ。生体膜に含まれる脂質の90%程度を占める。グリセロリン脂質の構造は、トリアシルグリセロールに結合する三つの脂肪酸のうち、一つがリン酸基(-PO4-)に置き換わっており、これによって両親媒性となる。グリセロリン脂質のグリセロール骨格のsn-1位には主に飽和脂肪酸あるいはオレイン酸、sn-2位にはアラキドン酸を始めとした多価不飽和脂肪酸がエステル結合している。食品には、天然物由来の乳化剤として使用される。-ホスファチジルコリン(レシチン)-…
生物の体内に含まれるアルコール。グリセロールとも呼ばれる。分子式は C3H8O3無色透明で粘性のある液体。甘味がある。体内では、フルクトースの代謝によって生成される。ヒトの体内にある中性脂肪は、脂肪酸とグリセリンから構成される。脂肪酸が1つ結合するとモノアシルグリセロール、2つ結合するとジアシルグリセロール、3つ結合するとトリアシルグリセロールとなる。胆汁や膵液による脂質の分解においては、脂肪酸とグリセリンは完全には分離せず、最低でも1つの脂肪酸を持つモノアシルグリセロールと…
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