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グルコシルトランスフェラーゼを参照。
関連する用語
ミュータンス菌などの虫歯菌が持つ、グルカンの合成を触媒するトランスフェラーゼ。グルカン合成酵素とも。スクロースをグルコースとフルクトースに分解する反応を触媒し、生じたグルコースを繋げて歯垢の構成要素となるグルカンとする。ソブリヌス菌の持つグルコシルトランスフェラーゼは、スクロースからフルクトースを遊離すると共にグルコースを重合して非水溶性粘着性グルカンを合成する。複数の種類がグルカンの形成に関与することが確認されている。-GTF-B-GTF-C-GTF-D-GTF-S-GTF…
グルコースをモノマーとする多糖類。ストレプトコッカス属やリューコノストック属(ロイコノストック属)などの細菌が菌体外に放出する水溶性のグルカン。デキストランの構造は産生する細菌の種類によって異なる。ムタンのようにα-1,3結合を多く含む場合は水に溶けにくくなる。リューコノストック属やストレプトコッカス属の産生するデキストランにはα-1,3結合が全結合の半分以上を占める不溶性のものが存在し、これはムタンと呼ばれる。ロイコノストック属菌由来のグルカン合成酵素には、水溶性のグルカン…
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