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グルココルチコイド受容体を参照。
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ステロイド(グルココルチコイド)をリガンドとする受容体。ほぼ全ての細胞に存在し、グルココルチコイドによる抗炎症作用に関わる。脂肪細胞におけるグルココルチコイド受容体の役割として、脂肪細胞への脂肪蓄積の抑制や前駆脂肪細胞の増殖抑制、脂肪の分解、糖取り込み抑制などが知られている。時計遺伝子Per1を介して糖取り込みを抑制することが示唆されている。また、ATGLによって脂肪を分解していることが示唆されている。ステロイドの脂肪細胞におけるグルココルチコイド受容体への作用はステロイド糖…
喘息などに対する抗炎症作用を持つステロイド(グルココルチコイド)。ベクロメタゾンとプロピオン酸のエステルであるベクロメタゾンプロピオン酸エステルは、アレルギー性鼻炎などの点鼻薬の有効成分として使用される。細胞表面の受容体から細胞核内に取り込まれ、核内受容体を活性化して遺伝子発現の変化と炎症性サイトカインの産生の抑制が起こる。ステロイドは、細胞膜を通過後、細胞質のグルココルチコイドレセプター(GR: glucocorticoid receptor、ほぼすべての細胞に存在する)に…
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