健康用語WEB事典

グルタチオン-S-トランスフェラーゼ(glutathione transferase : GST)

生体内で異物の解毒機構を担うトランスフェラーゼグルタチオントランスフェラーゼグルタチオン転移酵素)とも。

グルタチオンと異物を結合させた抱合体を作り、異物が排出されやすい形にする。一方で、がん細胞はこれを高発現し、過剰なGSTによって抗がん剤を速やかに細胞外に排出させ薬剤に対する耐性を獲得している。*1

*1がんマーカー「グルタチオン転移酵素」の細胞内蛍光検出法を開発 | 理化学研究所: http://www.riken.jp/pr/press/2011/20110803/

ご意見・ご要望をお聞かせください。


グルタチオン-S-トランスフェラーゼに関する情報を検索
[学術機関を検索] [政府機関を検索]



この用語を編集/画像添付
このページの最終更新日時: 2018-11-23 (金) 10:40:26