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グルタミン酸とナトリウムの塩。旨味を付ける調味料の成分。
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興奮性アミノ酸のひとつ。Gluとも表記される。中枢神経系において主要な興奮性神経伝達物質で、脳の70%の神経細胞が神経伝達物質として用いる。記憶や学習などに重要な役割を果たす。情報伝達の役割を終えたグルタミン酸は主にアストロサイトに取り込まれ、グルタミン合成酵素によりグルタミンに変換されてアストロサイト外に放出される。その後シナプス前終末に取り込まれてグルタミン酸に変換され、再度シナプス小胞に蓄えられる。一方、グルタミン酸が過剰に増えると、興奮毒性と呼ばれる神経細胞障害作用が…
人体に必要なミネラルの一つ。生物の体内ではイオンとして存在する。体液の浸透圧の調節などを行う。ナトリウムとその塩類(例えば、塩化ナトリウム NaCl)は、細胞外液中の主要な有効浸透圧物質であるので、細胞外液にあるナトリウム総量は、細胞外液量を決定する主要な因子である。「ナトリウム」はドイツ語であり、英語では「ソディウム」と呼ばれる。ナトリウム Natrium はドイツ語であり、タンザニアにあるソーダの湖、ナトロン湖 L.Natron に由来する。英語名 Sodium はソーダ…
食品では塩化ナトリウムのことを指す。塩化ナトリウムであることを強調する場合は食塩と呼ばれる。化学的には、酸と塩基の反応から生成された水以外のもの(陰イオンと陽イオンがイオン結合してできる固体)の総称である。名称定義例正塩酸由来のHも塩基由来のOHも残っていない塩塩化ナトリウム塩化カルシウム酢酸ナトリウム炭酸ナトリウム塩化アンモニウム硫酸銅酸性塩酸由来のHが残っている塩炭酸水素ナトリウム硫酸水素ナトリウムリン酸水素二ナトリウムリン酸二水素ナトリウム塩基性塩塩基由来のOHが残って…
食塩の主成分。塩化Naとも。分子式は NaCl食品から摂取した塩化ナトリウムは、ミネラルのナトリウムとして吸収される。(ナトリウムの推奨摂取量および塩化ナトリウムから摂取できるナトリウム量については「ナトリウム」を参照)特定の成分から感じる味覚を増強する働きを持つ。アミノ酸、うま味物質、糖などの味覚強度は、食塩が共存すると著しく増強される。例えば、グルタミン酸ナトリウム(MSG)やイノシン酸(IMP)のうま味、アラニンの甘味は食塩が 100mM(約 0.6%)付近で最大の増強…
食品の味を調節する添加物のこと。-砂糖-食塩-食酢-醤油-味噌
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