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2014年に登場した糖尿病の治療薬。SGLT2に対する阻害効果によって尿への糖の排出を促進することで血糖を下げる。現在では現在は6種類が使用可能で、糖尿病のみならず心不全などの循環器疾患や慢性腎臓病などの多くの生活習慣病治療に用いられる。腎臓に作用し、尿中にブドウ糖(グルコース)を大量に出すようにすることで血糖値を下げる薬。体重が落ちるのが特徴。脂肪萎縮性糖尿病に効果があることが確認されている。難治性の糖尿病を呈する脂肪萎縮症に対して糖尿病の経口治療薬である SGLT2 阻害…
ビタミンBに分類される水溶性ビタミン。様々な酵素(主にビオチン酵素)の補酵素として働き、糖新生やアミノ酸代謝、脂肪酸の合成などに関わる。ビタミンB7やコエンザイムRとも。過去にはビタミンHと呼ばれた。三つの独立した研究からそれぞれ酵母の成長因子(ビオスⅡb)、根粒菌の成長と呼吸促進因子(コエンザイムR)、ラットの卵白障害の予防因子(ビタミンH)として発見された。ビオチンは1927年、酵母の成長促進の有機成分として Boas によって発見された。この成分はビオス(bios)とよ…
血液や尿などの体液が異常に酸性となる症状。代謝の障害によって体液中にケトン体が増加することが原因となる。肝臓を中心とした多臓器不全や脳障害などが引き起こされる。-代謝性アシドーシス--ケトアシドーシス---糖尿病性ケトアシドーシス---アルコール性ケトアシドーシス---飢餓性ケトアシドーシス---乳酸アシドーシス-尿細管性アシドーシス
アルコールが原因となるケトアシドーシス。大量飲酒者が炭水化物を摂れなくなった場合に発症しやすいとされる。
糖尿病が原因となるアシドーシス。若年に発症しやすい。高血糖の症状や悪心、嘔吐、腹痛、グルコースが尿中に大量に排泄されることで起こる浸透圧利尿による脱水、クスマウル呼吸などの症状が起こる。
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