ケラトヒアリン(keratohyalin) †
ケラトヒアリン顆粒に存在するプロフィラグリンから生成される物質。
顆粒層の細胞が淡明層に移行する際にエライディン(エレイディン)が生じる。
ケラトヒアリンがケラチンの前駆体であるかは見解が分かれている。
ケラトヒアリンはケラチン(角質)の前段階のものではなく,おそらく水様物質が皮膚に侵入するのをふせぐ役目をもつものであるという(Hoepke).ケラトヒアリンは脂質ではなくてむしろ一種の蛋白質である.*2
*1神戸大学附属図書館 デジタルアーカイブ 【 学内研究成果 】 皮膚と付属器: http://www.lib.kobe-u.ac.jp/products/jintai1/T021.pdf
*2Rauber-Kopsch解剖学 S. 685: http://www.anatomy.med.keio.ac.jp/funatoka/anatomy/Rauber-Kopsch/band2/685.html
*2Rauber-Kopsch解剖学 S. 685: http://www.anatomy.med.keio.ac.jp/funatoka/anatomy/Rauber-Kopsch/band2/685.html
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このページの最終更新日時: 2018-06-13 (水) 09:08:01