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複合体Ⅱを参照。
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ジカルボン酸のひとつ。琥珀を蒸留した際に得られたことから名付けられた。容易に水分子を失って無水コハク酸となる。貝類や清酒の旨味成分であり、大腸がんや胃がんなどのがん細胞の増殖を抑制する効果が報告されている。クエン酸回路の中間代謝産物であり、コハク酸デヒドロゲナーゼによって酸化されフマル酸となる。また、スクシニルCoAがスクシニルCoAシンテターゼによって分解されることでも生じる。この際にGDPからGTPが生み出される。工業的には無水マレイン酸の水素添加によって生成される。
コハク酸をフマル酸に酸化するデヒドロゲナーゼ。コハク酸-CoQレダクターゼやコハク酸デヒドロゲナーゼとも。呼吸鎖複合体のひとつであると同時に、クエン酸回路における代謝にも関わる。複合体Ⅱはコハク酸から補酵素Q(CoQ)に2つの水素と電子を渡す。
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