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コンドロイチンが硫酸化した有機化合物。グルコサミノグリカンのひとつ。グルクロン酸とグルコサミンの繰り返し単位が直鎖状に結合したヘテロ多糖。分子式は C13H21NO15S 血管のない軟骨に水分や栄養を届ける役割を持つ。経口摂取によって軟骨にコンドロイチン硫酸が届けられるかは不明であり、関節痛の改善効果があるかどうかは疑問視されている。ある症状においては、損傷部位に蓄積することが確認されている。コンドロイチン硫酸は、慢性化した多発性硬化症などの脱髄疾患の脱髄巣や脊髄損傷の傷害部…
N-アセチルガラクトサミンとイズロン酸による二糖類を基本構造とするグルコサミノグリカン。コンドロイチン硫酸Bとも。コンドロイチン硫酸のグルクロン酸がエピメラーゼによってイズロン酸に変換されることでできる。
細胞接着分子(セレクチン)のひとつ。リンパ球の細胞膜上に発現する。LECAM-1やCD62L、LAM-1とも。N末端側のレクチンドメインを介して糖鎖を認識する。コンドロイチン硫酸Bやコンドロイチン硫酸E、血管アドレシンに存在する糖鎖である硫酸化シアリルルイスX(6-スルホシアリルルイスX)を認識して結合する。ムチン型のO-結合型糖鎖を持つ糖タンパク質(GlyCAM-1、CD34、ポドカリキシン、エンドグリカン)がリガンドとなる。
ムコ多糖の一種。骨や結合組織、皮膚を構成する成分のひとつ。酸性ムコ多糖とも呼ばれる。酸性条件下では、硫酸化したグリコサミノグリカンがコラーゲン線維に結合することで耐酸性のコラーゲン線維となることが確認され、グリコサミノグリカンがコラーゲン線維の分解を調節する作用を持つことが示唆されている。グルコサミノグリカンの種類とそれが存在する組織の関係は下表のようになる。名称存在する組織コンドロイチン角膜コンドロイチン硫酸A骨、象牙質コンドロイチン硫酸C軟骨デルマタン硫酸(コンドロイチン…
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